手順4!マザーボードにCPUとメモリを取り付け!
準備は整いましたか?
実際に購入したパーツを組み上げていきます。
自作PCの中でも、一番楽しむべきところがこの組み立て作業。何度やってもこの瞬間はたまらなくワクワクするものだ。自分が選んだパーツを組み上げ完成した時の感動を噛み締めよう!
自作PCの組み立て作業の進め方を紹介していきます。
組み立て作業はマザーボードから始める!
一番オーソドックスなやり方は、マザーボードから始めていきます。自作PCの組み立て作業は、基本的にマザーボードから入ります。というのは、CPUやメモリを載せて、そのままケースに取り付けることができるからです。
まずは写真のように、マザーボードを箱から出してみましょう。
高密度な集積回路の塊。これがマザーボードです。(メインボードとも言われる。)
写真では、箱の上にマザーボードを置いています。
注意点ですが、PCパーツは精密機器であり、静電気などに弱く、とてもデリケートです。くれぐれも作業は慎重に行なって下さい。端子類などなるべく手で触れないように気を付けましょう。
マザーボードにCPUと取り付ける手順!
いよいよ、組み付け作業に入ります。
初心者の方は一番緊張する作業かもしれません。私も初めての自作は手が震えたものでした。特にこのCPUの取り付け作業は、なかなかドキドキすることでしょう。
まず、マザーボードのCPUソケットのカバーを外します。
マザーボードに上記のような部分があると思います。右側にレバーがあるので、右に引っ張りながらゆっくりと上へ持ち上げます。
写真のようにレバーを持ち上げていきます。少しだけ力を入れる必要があるので、慎重に作業を行ないましょう。レバーを持ち上げたら、そのままカバーも上に上がります。カバーは使わないので、外しておきます。下のような写真のようになれば準備完了です。
カバーを外すとCPUのソケットが露わとなります。この部分にCPUを取り付けていきます。
ここで注意するべきことは、CPUのソケットのピンは非常に静電気に弱いので、絶対に指で触れないようにしましょう。また、ソケットのピンはとても精密なため、過度な負荷を与えたりすると「ピン折れ」してしまい、故障の原因となりますので、必ず慎重に作業を進めて下さい。
取り外したカバーは不要なので、どこかに保管しておきましょう。
CPUをマザーボードに取り付けていきますよ。箱から取り出すとタイルのような形の薄っぺらい部品があります。
これがCPUです。
CPUは特にデリケートなパーツなので、写真のように縁をそっと持つようにして下さい。間違っても、裏の端子部分は触れないようにします。
無数のピンが並んでいますが、これらはマザーボードとの通信を行う部分の為、扱いは丁寧にしましょうね。無理に力を加えたりするとピン折れしてしまいます。
CPUの向きですが、以下をご覧下さい。
CPUを見てもらうとわかる通り、1箇所だけ三角形のマークがあります。
これがマザーボードに置いたとき、左下になるように取り付けます。マザーボードの向きは各々確認御願いします。たいていが、型番が印字されていますので、その印字の向きがマザーボードの向きの場合が多いです。
気を付ける点は、CPUは上からゆっくり下ろし、静かにソケットに取り付けます。ソケットに載せた状態でCPUを横にスライドさせたり、過度な負荷を与えるとピン折れする恐れもあるので、細心の注意を払いましょう。
このように、そっとCPUをマザーボードに寝かせるように置きます。初心者にとっては緊張する作業ですが、ここを乗り切ればあとは落ち着いて進められます。
CPUの取り付け向きと位置が合っていれば、写真の赤丸の突起と一致し、ぴったりと合うはずです。もしうまく入らない場合、向きを間違えているか、もしくはCPUのソケットとマザーボードのソケットの形状が違う場合も考えられるので、無理に入れたりしないように注意して下さい。
特にソケットが違う場合、絶対に入らないので、作業を中断して下さい。
最後に金具でCPUを固定しましょう。CPUを取り付ける前に、上部に持ち上げた金具を一度、下におろします。
下ろし終えましたら、レバーを強く下に引きます。この時、ミシミシと音がし、壊れてしまうのではないかと不安になりますが、気にせず押し込み、レバーを元合った位置に引っかけCPUを固定しましょう。
お疲れ様でした!CPUの取り付け作業は以上となります。緊張しましたか?自作PCの組み立て作業もまだまだ始まったばかりです。気を抜かずに進めていきましょう。
次はメモリの取り付けです。
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