懐かしいMOディスクを押し入れから発掘!外付けドライブで見たデータの中身は?
MOディスクと聞いて知っている人は懐かしいと思いますが、
知らない人からすれば「なにこれ?フロッピーのようなもの?」と思うかもしれませんね。
もしかしたらもうフロッピーも知らない世代がほとんどだったりするのかな。
パソコンのデータ整理をしていた関係で、クローゼットの奥から久々に引っ張り出してきました。
ほとんど使っていないディスクばかりなので新品同様にきれいです。
MOディスクとは
光磁気ディスク(Magneto-Optical disk)といい、赤色レーザー光と磁場を用いて磁気記録を行なう記録媒体のことです。
CD-RやDVD-Rなどは一度データを書き込んでしまうと、消せませんが、MOディスクは繰り返し書き込みが行えるのがウリでした。
また、フロッピーよりも大容量で120MB、230MB、640MB、2.3GBなど規格があり、それでいて大きさが3.5インチのフロッピーと同等だったのでCDなどよりもコンパクトで重宝していました。
ただデメリットとしては、MOディスクドライブが非常に高価で入手しづらく、そのドライブの性能によって読み書きが行えるMOディスクの容量制限があり、意外と運用が難しいという面もありました。
USBフラッシュメモリが市場に出て大容量化に伴って一気にシェアが傾いたと同時にMOディスクは廃れてしまいました。
今はもう名前すら聞かなくなってしまいましたね。すでに生産も終了していますし。
外付けMOディスクドライブも未だ健在!
個人的に今でもMOが大好きな私は外付けドライブも持っています。
残念ながら640MBまでの規格品しか利用はできません。2.3GBのドライブは今でもかなり高価なので手が出ません・・・。
中古ショップやネットショッピングでもあまり数が出回っておりませんし、意外とレアモノです。
特に使う予定はなかったのでほとんど引き出しの中に保管していただけではありますが・・・。
今後も特に使うつもりはありませんが、持っておくことがステータス?
もちろん正常に動作しますよ。
MOディスクに書き込んだデータの中身は・・・
今回MOディスクと外付けドライブをひっぱり出してきたのは他でもありません。
数年前にMOディスクにバックアップした古いデータを確認しようと思っています。
中に何が書き込まれているのか気になり、ちょうどパソコンのデータ整理をしているのでついでに中身を見てしまおう、と。
なんとなく中身のデータがわかるような、わからないような曖昧な記憶だけが残っている状況。
一体何が入っているんでしょうね。
早速ノートパソコンのMOディスクドライブを繋ぎ、順番にディスクを挿入してみることにします。
ディスクの見込み中の動作音がアナログチックで懐かしい。そしてこの遅さがまた味がある。
これは使ったことがある人にしか味わえない感覚なのでうまく説明できません。知っている人にしか伝わらないです。
そして中身のデータは・・・・。
MOディスクの中身は昔懐かしい我が家のデジカメデータ
かなり前に使っていたCASIO EXILIM EX-S1という120万画素のボロのコンデジで撮影した画像データがほとんどでした。
画素数は小さい上にピントも微妙ないわばゴミデータが大量に入っていました。
これといって価値あるものは入っていなかったのは残念でしたが、久々に懐かしい写真を見れて面白味はありました。
特に嬉しかったのは昔買っていたハムスターの動く姿、古い動画が見つかったことですね!
最近のデータは定期的にNASにバックアップして、そこそこ溜まったらDVDなどの記録メディアに焼いて保存という流れで運用しています。
それ以前のデータはどうしてもいろんな記録メディアに分散し眠っているんですよね。
とりあえず古いデータも含めて、1箇所にすべて集約したのであとは焼き回しするだけになりました。
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「MOディスク バックアップ」でググると、こちらのブログが検索上位で出てきて、たどり着きました。
CASIO EXILIM EX-S1 を使っていたのも私と同じで、この記事を楽しませてもらいました。
MOディスクのデータ保持能力を、私は高く評価していて、現在(2019年3月10日時点)でもバックアップ用途に使用しています(私のブログ「パソコン悪戦苦闘記録」)。
昔の貴重なデータで、他の記録媒体に保存していたものは読み込みができなくなったのに、MOディスクにバックアップしていたものだけは復活させることができた、なんてことが、これから起きるのではないか、と考えています。
お邪魔します。MOドライブ活用で検索したら此方を見つけました。懐かしい~の一言ですね。
コロナ禍の折、家の片付けをしていたら、23年前に買った富士通のUSB接続のMOを発見しました。640M,230Mの新品メディアも100枚くらい(笑)
記録していたメディアの内容が確認したく、とりあえずWindows10マシンに繋げてもUSBドライブとして認識せず。うーん、やっぱりドライバが必要となりますが、どうにもこうにも動かず。USBのくせに古過ぎてインターフェースが特殊の様でした。
そこで現役のPentium4マシンでXp用のドライバ(最終でした)をInstallしたところ、見事に復活。メディア確認したら、昔のニフティサーブ時代のメールや今は手に入らないフリーウェア、エンコしたMP3などのデータでした。
とはいえ、今更230~640MBのメディアねぇ・・・HDD2Tが一万を切る時代ですから使い道ないですね。
最近、自室を整理していたらダンボール箱に詰まった未使用のMO媒体が出てきました。ちょうど、外付けドライブも、ハードオフで見つけたので復活させています。
メモリーと違って、なんか安心感があって、ほっこりしています。(DOS世代の私なので)
ある意味、もうハードが無くて(しかも昔のはSCSI)、他の人に見られる心配も少なく、重宝しています。
なにより、今のヒトはMOなんてほとんど知らないですからね。
ジコジコ、ジ~ッ、ジコジコ・・・って書き込んでくれると癒されますよ💛
なにより、PCと完全にアイソレートできる点で安心。
最近、ハードオフを漁っていたらUSB接続のMOを発見。
昔の未使用MOディスクも沢山あったので、さっそく購入して活用しています。
PCと完全にアイソレートも出来て、安心。(完璧ではないでしょうが)
それに、ハードが入手しにくいので、ある意味で安全性も高い。
最近の連中には、何だか判らないでしょうしね。
ま、そこまで重要なデータなんて無いんですけどね。
なんとなく楽しいですよ。