「圧着」と「圧接」の違い!コネクタを使った効率的な配線作業!
基板に配線をつける際、はんだ付けをする方は多いのではないでしょうか。リード線をはんだ付けする過程は電子工作の魅力でもあります。
コテ先の温度調節、溶解のタイミング、そして上手くはんだ付け出来た際の表面の綺麗な富士山型…上手くつけるためには何回かはんだ付けの経験が必要ではありますが、ひとたび習得出来てしまえは電子工作、DIYの際、いつでも役に立つ技術になります。
しかしながら、すべてのケースでリード線の取り付けに「はんだ付け」が最も使い勝手が良いというわけでもないのです。
例えば、一度つけた配線を付け変えたり、拡張のためプリント基板を増やしたりというケースでは配線を直接はんだ付けしてしまうと逆にメンテナンスや組み立て分解が面倒になってしまいます。
そこで、今回は基板配線のヒントとしてはんだを使わない「圧着接続」「圧接接続」をご紹介します。
「圧着」の概要とポイント
通常、圧着作業をする際は端子の種類や形に合わせて、ケーブルの被膜を剥いて圧着ペンチと呼ばれる工具で圧接(カシメる、とも言います)します。この過程で、ケーブルと端子をしっかりと固定することができるのです、
圧着工具は、出来上がりの端子サイズことに使う歯口が決められています。圧着端子には使用できる電線サイズの許容範囲がありますので、それに合わせた電線の選択と工具の歯口の選択をすることがポイントです。
適切な部品を選ぶためには「定格電圧」「定格電流」「適応電線範囲」を確認しておきましょう。部品選定の際に役に立つ単語には以下のようなものがあります。
- 「コンタクト」…圧着部品。コネクタをかん合させたとき電気的に接触する端子。
- 「コンタクトピッチ」…コンタクトの中心線から隣接コンタクトの中心線までの距離。
- 「ハウジング」…圧着後にはめ込むプラスチックの絶縁体部品。
- 「オス側」(ヘッダー)…一対のかん合するコネクタの片方で、針状のコンタクトを持つ側を指す呼称です。プラグ、メイル、ヘッダーともいう。メス側と対に使われる。
- 「メス側」(ソケット)…一対のかん合するコネクタの片方で、格子状のコンタクト挿入口を持つ側を指す呼称。ジャック、フィーメイルともいう。オス側と対に使われる。
「圧接」の概要とポイント
一方で、個人用途の電子工作ではあまり頻度は多くないかもしれませんが、産業用の圧着の場合では、この「被膜を剥く」「多数の結線を一度に行えない」という点が作業効率の点でネックになることがあります。
その場合は、「圧接コネクタ(IDC)」という部品が重宝されます。このコネクタを使用すればひとつのハウジングに一度のプレスフィットをするだけで複数の導体を同時接続することができます。圧接コネクタにリボンケーブルを接続できるも種類もあり、これは距離の離れた2台のプリント基板を接続する際にも便利です。
このような圧接コネクタ(IDC)は、PCケース内の配線などにも活用できます。
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市販の部品だけでもライトアップを楽しめますが、電子工作でオリジナルの部品を製作するのも、また違った面白さが広がると思います。
特に今回ご紹介する圧接コネクタを活用すれば、配線作業も楽に行なえるのでおすすめです。
圧接コネクタを使用する際は、電線のサイズや被覆外径、複数ケーブルの混在ができないため、事前にケーブル選定をしっかり行うことがポイントになります。
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