スポンサードリンク


激安大容量SSDのCANVAS SC300とは?SK Hynix純正SSDシリーズが人気モデルに? LAMDコントローラの性能と信頼性!

    大容量で激安のSSDが発売したという話を聞いたので調べてみました。

    SK Hynix純正SSD「CANVAS SC300」という製品がかなり注目されているようです。
    3モデル発売されていて、128GB、256GB、512GBというラインナップです。

    SSD 激安

    CANVAS SC300 おすすめ

    他社製品には少ない機能が取り入れられていて面白味のあるSSDです。

    はっきりとした仕様は公開されていませんがHynixのリテールSSDは、今後人気のモデルになるかもしれません。

    それでは「CANVAS SC300」を詳しく見ていきたいと思います。

     

    激安のSSD登場?コストパフォーマンスの高いCANVAS SC300

    やはり大容量SSDに加え、低価格を実現させているので今後人気のモデルになるかもしれません。

    3モデルの価格は以下の通りです。

    型番容量価格
    hynix HFS128G32MND-3312A128GB6,380円
    hynix HFS256G32MND-3312A256GB10,779円
    512GB日本国内では販売されていません。

    表をご覧頂くとわかる通り、128GBモデルが6,000円程度、256GBモデルが10,000円程度と
    従来のSSDの価格と比較すると、かなり良心的な価格帯となっています。

    残念ながら512GBモデルは日本国内ではまだ販売されておらず価格は不明ですが、
    他2モデルの価格帯からして18,000円~20,000円あたりではないかと思います。

    また、コネクタの規格はSATA3.0(6Gb/s)なので、データの転送速度も他の製品とそれほど引けを取らないでしょう。

     

    CANVAS SC300データ転送速度の速度と性能について

    購入しやすい価格帯なので、欲しい人もいるかもしれません。
    でも、安い商品にはあまり信頼性がありませんし、何かと性能が悪かったりしますよね。

    まずは各種SSDの性能を確認していきましょう。

    容量読み込み速度(Read)書き込み速度(Write)
    128GB530MB/s200MB/s
    256GB530MB/s380MB/s
    512GB530MB/s470MB/s

    読み込み速度(リード)は3種とも同等で530MB/sなのでそれなりの速さがありますが、
    やはり書き込み速度(ライト)の性能は微妙です。

    特に128GBモデルの速度は200MB/sしかありません。
    モデルが上がるにつれ性能も高いようですが、512GBモデルでも470MB/sほどです。

    また、順次アクセスの情報しか見つからなかったのですが、
    恐らく価格が価格なのでディスクのランダムアクセス時のパフォーマンスはかなり低いと思われます。

    読み込み用として使用する分には悪くはなさそうだけど、データの書き込みには適していませんね。

     

    スポンサードリンク

     

    LAMDコントローラの性能と信頼性

    CANVAS SC300のSSDに採用されているLAMDコントローラとは、
    Link_A_Media Devices製のコントローラのことで、SSDのチップとして導入実績は高いです。

    LAMD社は2004年に設立された新興企業で、エラー訂正と補正などの技術が高く、
    エンタープライズ向けのデータストレージ用のコントローラを製造しています。

    今回採用されているコントローラはLAMDがSSD向けに開発したもので、
    2012年頃にCorsairやSeagateなどの有名どころにコントローラを提供した実績もあり注目が集まっています。

    SSD LAMDコントローラ

    大きな特徴としてはBCH訂正符号性能の他、16チャンネル並列アクセスに対応していたりと、主要なベンダーのフラッシュメモリに対応しています。

    ちなみにSK Hynixは2012年にLink_A_Media Devices Corporation(LAMD)を買収しており、今後SK Hynixから登場するSSDのコントローラはLAMDがどんどん使われる可能性が高いですね。

    ベンチマークでは他社を上回るほどの性能は出ずとも、独自のシェアを生むことが期待されています。

    HynixのリテールSSDは、期待の新人といったところでしょう。

    ただしHynixのNANDの耐久性がいかなるものか情報がまだまだ少ないので、今後の展開が楽しみです。

      The following two tabs change content below.
      よっき プロフィール画像
      パソコンが大好きな青年。職業はプログラマ/SE。 フリーランスとしてウェブサイトの構築・保守の業務に従事。専門学校とパソコンスクールで講師も担当。幼少期からパソコンが大好きで、趣味がそのまま仕事に転じた。自作PCの魅力に惹かれたのは学生時代の頃。自作PC専門ブログで、お得な情報を紹介しています。

      スポンサードリンク


      2 Responses to “激安大容量SSDのCANVAS SC300とは?SK Hynix純正SSDシリーズが人気モデルに? LAMDコントローラの性能と信頼性!”

      1. 通りすがり より:

        ランダムアクセスですがhttp://ssd.skhynix.com/ssd/jp/about/std.jspの下の方にIOPSが載ってましたよ

        容量 読み込み 書き込み 読み込み 書き込み
        128GB 85K 50K 332.03MB/s 195.31MB/s

        (1024 * 4 * 85000) / (1024 ^ 2) = 332.03MB/s

      コメントを残す




      CAPTCHA


      このページの先頭へ