手順6!PCケースに電源ユニットやマザーボードを取り付ける!
ここからの作業はPCケースに各種パーツを取り付けていきます。マザーボードにパーツを先に取り付けたのは、PCケースにマザーボードを載せるのをスムーズに行なうためですね。
いよいよ自作PCの組み立ても本番に差し掛かります。大がかりな作業になるのもここからなので、慎重に行なっていきましょう。
電源を先に取り付ける方が安全!
組み立てたパソコンを起動させるために必要なパーツが電源ユニットです。
パソコンを動かすことももちろんですが、安定した電気を送り、正常に稼働させる役割もあります。
実際に持ってみると、意外と重いです。PCケースを除くパーツの中でも一番重いのではないでしょうか?落とすと危険なので、取扱いには注意したいところですよね。
電源ユニットは家庭用コンセントの交流の電気をパソコンで扱えるように直流の電気に変換して、パソコンに電力を供給します。ほとんどの家電製品がこのように電気を変換していますね。
さて、電源ユニットを先に取り付けた方が良いと書いていますが、これには理由があります。
PCケースの内部構造によっては先にマザーボードを取り付けた方が良い場合もありますが、可能な限り電源は先に付けておきたいですね。なぜなら、マザーボードをPCケースに載せた状態で、誤って電源を上からとしてしまった場合、マザーボードが故障してしまうこともあるからです。
順序等は決まってはいませんが、安全サイドで組み立てするなら、電源を先に付けた方が良いと思います。
これより電源ユニットの取り付けをしていきますが、その前に確認しておきたいところを見ておきましょう。
電源ユニットを取り付ける前に確認!
電源ユニットの取り扱いについて注意するべきところを書いていきます。
電圧の設定を確認する
まず確認して頂きたいのが、電源ユニットの電圧の切り替え部分。
大半の製品は購入した時点で115Vが設定されていると思います。
国内と海外では家庭用コンセントの電流が異なるため、必要に応じて切り替える必要があります。ちなみに日本国内の使用では115Vにしなくてはなりません。ですので、購入したらこの電圧切り替え部分を必ず確認しておきます。
もし115V意外の電圧になったままパソコンを起動すると、規定量以外の電流が各パーツに流れ、最悪故障することもあるので注意しましょう。ここの切り替えは必ず115Vにしておきます。
製品によってはこの切り替えがないものもあります。その場合は日本国内での用途で作られた電源ユニットとなりますので、そのまま使えます。但し、海外での利用はできない場合もあるので、そのあたりは注意して下さい。
組み立て作業中は電源をオフに
あとはパソコン組み立て中は安全対策の為、電源スイッチはオフにしておきます。上の写真のスイッチに「O」と「-」の印字がありますが、「O」が電源オフ、「-」が電源オンを表します。
電源ユニットをPCケースに取り付ける!
PCケースの背面を見ると、長方形の穴が開いています。以下の写真をご覧下さい。PCケースによって電源ユニットの取り付け位置が違います。上部だったり、下部だったり、いろいろですね。
この空間に電源ユニットを搭載します。
まずは電源ユニットをPCケース内に入れ、この穴の位置に合わせます。電源ユニットの上下の向きですが、どちらでも取り付け可能です。但し、電源ユニットの広い面の片側にファンがあると思いますので、なるべく、そのファンがある面をPCケースの壁側の向きにしないほうが良いでしょう。
電源ユニットを見てもらえるとわかります通り、電源スイッチのある面(手前)に4つほどネジ穴があります。この穴とPCケースに空いている穴を合わせてネジ止めしていきます。4箇所のネジ止めが終わりましたら、電源ユニットがしっかり固定されているか確認しておきましょう。
スポンサードリンク
[showwhatsnew]