手順7!光学ドライブやHDD・SSDの取り付け方!
PCケースにマザーボードと電源ユニットの取り付けができたことだと思います。
ここからはDVDドライブやBlu-rayドライブなどの光学ドライブやHDDやSSDなどのディスク装置の取り付けについて解説していきたいと思います。順番等は特に決まっていませんので、流れだけ押さえておきましょう。
ベイの大きさを知っておこう!
DVDドライブやHDDなどのこれらの装置にはサイズがあります。このサイズはPCケースに各種装置を取り付ける際に必要になって来るものです。一般的には5インチベイ、3.5インチベイ、2.5インチベイの3種類あり、それぞれに分類されます。
5インチベイ | 3.5インチベイ | 2.5インチベイ | |
DVD/Blu-ray | ○ | × | × |
HDD | × | ○ | ○ |
SSD | × | × | ○ |
上の表をご覧下さい。
例えば、DVD/Blu-rayドライブは5インチベイの大きさの規格品しかありません。よってPCケースの5インチベイのスロットに取り付けなくてはなりません。
HDDにはデスクトップパソコン用の3.5インチベイのものとノートパソコン用の2.5インチベイのものがあります。
SSDの場合は2.5インチベイの規格しか存在しません。
下の写真の例ですと、赤い枠の部分が5インチベイのスロット。ここにDVDドライブ等を取り付けできます。青い枠の部分が3インチベイのスロットになります。ここにはHDDなどの3.5インチベイ規格のものしか取り付けが行えません。ちなみにこのケースでは2.5インチベイのものは取り付けれる場所はありません。
このようにPCケースのベイの大きさによって、取り付けできるものとできないものがあります。PCケースのベイの数や大きさなど事前に考えておく必要がありますね。
光学ドライブの取り付け方法!
DVDドライブやblu-rayドライブ等の光学ドライブの多くは5インチベイです。
上の写真にならって、赤い枠の部分にDVDドライブを取り付けていきます。5インチベイのスロットにスライドさせて入れるだけなのですが、PCケースのタイプによっては、中から入れることができないものもあり、ケース前面のフタ(フロントパネル)を外さなくてはいけない製品もあります。
今回取り扱っていますPCケースはフロントパネルを取り外して入れるタイプとなります。その為、DVDドライブ取り付け前にフロントパネルを外す手順を解説します。
フロントパネルの外し方!
フロントパネルの取り外しにはややコツがいります。慣れるまでは作業は慎重に行なっていきましょう。画像では赤い枠の部分がフロントパネルとなります。ここを取り外していきますよ。
フロントパネルを取り外す場合、ケース内部にあるボッチのロックを解除して、パネルを引っ張ります。ケースの仕様によってはボッチではなく、ネジ止めになっている場合もあります。
ほとんどのPCケースの内部に赤い枠で囲ってあるボッチが付いています。このボッチがフロントパネルを固定しているので、ボッチを指でつまみ、手前に引くように押します。実際には手前には引きません。そして、もう片方の手でフロントパネルを引っ張ります。
慣れるまでボッチのロックを解除するのが難しいです。なので、ペンチなどの工具を利用しながら、作業をするとやり易いと思いますよ。
工具を使う際は、力を入れすぎてしまうとボッチが割れてしまうことがあるので、力を入れすぎないように注意しましょう。ボッチのロックを解除しながら、少しずつゆっくりとフロントパネルを引っ張っていきます。
ボッチはPCケースの表裏に片面ずつ3箇所ありますので、満遍なく解除していきます。
フロントパネルを取り外しました。注意する点はフロントパネルには電源スイッチなどのケーブルが付いていますので、断線させないように慎重に取り扱います。
外したフロントパネルは静かに寝かせておきましょう。
光学ドライブの取り付け!
フロントパネルを外したケース前面からDVDドライブを取り付けていきます。
前面から5インチベイのスロットへスライドさせながら入れていきます。後ほど位置調整を行ないます。ある程度中に入ったら一旦、側面から5インチベイのスロットを確認します。
側面側から見ると、PCケースのスリット部分にDVDドライブのネジ穴が見えると思います。
取り外したフロントパネルを取り付けてからDVDドライブの位置調整し、ネジ止めを行なって下さい。前面から見てDVDドライブがフロントパネルの位置に合うように取り付ければ完成です。ネジ止めは側面からそれぞれ行なって下さい。
1 2
スポンサードリンク
[showwhatsnew]