手順8!グラフィックボードなどの拡張ボードの取り付け!
続いて、グラフィックボードなどの拡張ボードの取り付け作業に入ります。
デスクトップパソコンでは、マザーボードにPCI Expressという拡張スロットが付いており、パソコンの機能を拡張するためのものになります。
具体的には映像出力の増設ができるグラフィックボード、パソコンでテレビを見るためのTVチューナー、USBポートを拡張できるボードなど、様々なものを取り付けることができます。
このページではグラフィックボードの取り付け方を手順を追って解説していきたいと思います。
グラフィックボードをPCI Expressスロットに取り付け!
マザーボードを確認してみて下さい。
マザーボードの規格、製品にもよりますが、上の写真のようなスロットがあると思います。このスロットがPCI Expressの拡張スロットとなります。
このスロットに拡張ボードを取り付けることで、パソコンの機能を増やすことができます。
PCI Expressにも規格があります。以下をご覧下さい。
このようにPCI Expressにはレーンが長いx16とレーンの短いx1が存在します。拡張ボードの端子は基本この2種類のうちどちらかです。 拡張ボードの取り付けの際にはマザーボードにそれぞれのスロットがいくつあるか確認しておきましょう。
今回取り付けを行なうグラフィックボードはPCI Express x16の方です。
このグラフィックボードをマザーボードに取り付けていきます。基盤や特に端子類は静電気に弱いため、手で振れないように気を付けて下さい。金具の部分を使って持てば、持ちやすいでしょう。
マザーボードのPCI Express x16のスロットに端子を挿し込みます。一気に挿し込まずに最初は仮置きする感じで良いです。
端子の位置を確かめながら、ゆっくりとグラフィックボードを下ろし、合わせて下さい。無理には挿し込まず慎重に行ないます。
拡張ボードには拡張スロットを2つ分占有してしまうものあったり、拡張ボードを冷却するためのファンが飛び出していたりするので、十分に取り付けスペースがあるか事前に確認しておいて下さい。
ゆっくりと少しだけ力をかけて、グラフィックボードを奥まで挿し込んで下さい。それほど力をかけなくても入ります。
取り付ける際は、左右に力をかけると拡張ボードの故障に繋がりますので、必ず上下のみにしておきましょう。
拡張ボードを取り外す際、PCI Expressのスロットに上のような固定用のつまみがある場合は、矢印の方向に指をかけながら、取り外しを行なって下さい。
最後に拡張ボードの金具部分にネジ止めして固定してあげれば取り付け作業は完了です。
次のページでは補助電源が必要なグラフィックボードの場合の作業内容を記載しております。
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