手順9!ケーブルの配線に挑戦!自作PC完成まであと一歩!
PCケースの電源スイッチとLEDランプのケーブルなど接続 !
配線作業の中でも一番重要なところです。パソコンの電源スイッチや各種LEDランプを利用できるようにするために行わなう作業となります。
特に配線ミスをし易い部分なので、気を付けましょう。
この例で使用しているマザーボードの場合は、「JCOM1」と印字されているピンが電源スイッチやLEDランプの制御に使われるピンになります。
このピンにフロントパネルの電源スイッチ用のケーブル、LEDランプの電源ケーブルなど接続していきます。
ケーブルの印字を見ていきます。
POWER SWが電源スイッチのケーブルです。このケーブルを取り付けることでパソコンの電源スイッチが使えるようになります。
POWER LEDは電源スイッチ投入後、パソコンが起動する際に光るLEDランプの電源ケーブルです。+と-があるので注意します。
RESET SWはリセットボタンを利用できるようにするためのケーブルです。
HDD LEDはHDDのアクセスランプを点灯させるための電源ケーブルとなります。
各ケーブルとも共通で、色つきの被覆の部分が「+」。
色なし(白色)の被覆の部分が「-」となります。お間違いがないようにしましょう。
これらのケーブルの接続の仕方はマザーボードによって異なるので、説明書をご覧下さい。
説明書の通りにケーブルをピンに挿していきます。気を付けることは絶対に場所を間違えないこと、+と-を逆にして取り付けないこと、そして強く挿そうとしピンを折らないようにしましょう。
ケースファンの4ピンケーブルを接続!
最後にPCケースのファンの電源ケーブルを挿しましょう。
ケースファンによって電源ケーブルの規格が異なります。電源ユニットから直接電力を供給させるケーブルがこちらの4ピンケーブルです。
このケーブルを電源ユニットから伸びている4ピンケーブルと接続するだけで完了です。それぞれのケーブルの形状が「オス」と「メス」に分かれていますので、「オス」には「メス」のケーブルを接続します。
これをケースファンの数の分だけ繰り返します。特に接続する場所などは決まっていませんので、電力が供給されるようにケーブルを接続するだけです。
以上でケースファンの電源ケーブルの接続は終わりとなります。
また、4ピンケーブルではなく、以下のような3ピンケーブルのものもあります。
こちらのケーブルはマザーボードに挿すものとなります。CPUクーラーの取り付け時に、電源ケーブルを接続した手順がありましたね。
CPUクーラーの電源ケーブルが挿さっているピン以外の3ピンの端子があれば、そのピンにこのケーブルを挿すことでケースファンを使うことができます。
自作PC完成!組み立て作業完了!
比較的、標準的なパーツを利用して製作しております。高機能なパソコンになるほど組み立て作業も複雑さが増しますが、流れはどれも基本同じです。こちらの自作PC組み立てマニュアルは全体の流れを把握するために作っております。自作PCの場合、パソコンのパーツの仕様によって手順が若干変わる為、ケースバイケースとなることが多いです。
こちらに関してはご了承下さい。少しでもこのマニュアルが参考になれば嬉しい限りです。
ここまでご覧頂きありがとうございました。是非とも楽しい自作PCライフを送りましょう!
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