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パソコンの電源が入りません。

組み立てたパソコンを使おうと電源スイッチを押すものの、パソコンが立ち上がらないなんて経験はないでしょうか?

自作PCの「電源が付かない」「付いてもすぐ切れる」時にまず確認しておきたいことをまとめました。

 

考えられる原因

コンセントに電源コードが挿さっていない

初歩の初歩ですが、電源コードがコンセントにつながっているか確認しましょう。

意外と電源コードを挿し忘れている場合もありますので、一番初めに見ておきます。

自作PC コンセント

コードが繋がっていなかったら、コンセントに挿します。
たいていの場合は問題ないと思いますが、手始めに確認しておくことが大切です。

また、直接コンセントにコードが繋がっている場合は良いですが、
例えばOAタップなどのコンセントを分岐させる機器を利用している場合、見落としているところがあったりします。

OAタップそのもののコードが大本のコンセントに繋がっていなかったり、
スイッチ式のOAタップだと、OAタップの電源が入っていないなど、些細な部分も確認しておきましょう。 

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電源ユニットのスイッチがOFFになっている

こちらも初歩的な部分ですが、電源ユニットの主電源がOFFになっている場合もあります。
購入した電源ユニットは最初からOFFになっています。

パソコン起動時には主電源をONにする必要があります。もしOFFになっていましたら必ずONにしましょう。

自作PC 電源投入

主電源がOFFの状態

自作PC 電源投入

主電源がONの状態

主電源のスイッチは「0」と「1」で表記されており、「0」がOFF、「1」がONを表します。

また、日本国内で使用する場合は電源の電圧を「115V」にします。
初期状態では「115V」になっていると思いますが、もしなっていなかったら「115V」にします。
中には電圧を切り替えるスイッチがない電源ユニットもあります。
その場合は何も設定する必要はありません。

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使用電力が電源容量の上限を超えている

意外とありがちなのが電源容量不足でパソコンが立ち上がらないことです。

各パーツには消費電力があり、その消費電力の合計が電源容量よりも多い場合、
パソコンが立ち上がらなかったり、動作が不安定になったりします。

例えば、電源ユニットの電源容量が400Wの場合で考えてみましょう。
400Wの電源に対して、700W分の消費電力を使用するパソコンの構成では、当然すべてのパーツに必要な消費電力分の電気が供給できないので、パソコンが正しく動作しません。

自作PC 電源投入

その為、パソコンのスペックによって電源ユニットの電源容量を考えなくてはなりません。
消費電力を表すものとして各パーツにTDPという表記があります。
このTDPは最大値の消費電力を示しているものです。
単純に各パーツのTDPを合計した数値が電源容量を超えない電源ユニットを選ぶ必要があります。

 

実際には計算するのも難しいので、私なりにどういう時にどんな電源ユニットを選べばいいのかを下記の表にまとめました。

あくまで目安なので、参考程度に見て頂ければ良いと思います。

性能
グラフィックボードの有無
電源容量
低スペック

(i3/i5)
500~600W
300~400W
中スペック

(i7)
600~700W
500~600W
高スペック

(i7 Extremeシリーズ等)
1000~1500W
700~1000W

必ずしも表のようにはいかないですが、高性能なパソコンにするほど必要な電力は増える傾向にあります。

 

また、PCパーツで主にTDP(消費電力)が大きいものは、

  • CPU
  • グラフィックボード

この2点が比較的電力を消費しますね。
もちろん様々な機能を追加するためにTVチューナーやサウンドボードなどこだわればこだわるほど、パソコンに必要な電力は増えていきます。

自身が組み立てようとするパソコンの構成をよく考えて、電源ユニットを選ばなければならないのです。

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配線が間違っている

パソコンが起動しない・起動してもすぐに電源が切れてしまう」といった問題の多くは、パソコンの配線ミスですね。

一部のケーブルが正しく接続できていなかったり、誤って別の端子にケーブルを挿していたり、と些細な部分の間違いによって、パソコンが起動できないということがあります。

配線ミスにより、電源が入らなくなる箇所をご紹介したいと思います。

 

SATA通信ケーブルと電源ケーブル!

各種SATA規格の機器で、通信ケーブルや電源ケーブルが正しく接続されていないと、パソコンの電源が入らないことがあります。

パソコントラブル SATAケーブル

パソコントラブル SATAケーブル

具体的には、SATAの通信ケーブルだけ、もしくはSATAの電源ケーブルだけしか接続していない機器があると、パソコン側がエラーを起こして、電源が落ちてしまうことがありますので、今一度SATAケーブルに配線間違いがないか確認しましょう。

以下の写真のように、通信ケーブルと電源ケーブルを必ずセットで接続するように。

パソコントラブル SATAケーブル

 

但し、ここでひとつ注意点があります。
各種SATAケーブルが正しく接続されているのに、SATA機器がパソコン側で認識されないことがあります。
その場合はSATAの通信ケーブルとSATAの接続機器の相性が悪い可能性があります。
別のケーブルで挿し直したりし、様子を見てみましょう!

 

マザーボードの主電源用ケーブル! 

マザーボードの主電源用ケーブル24ピンを付け忘れているというケースは少ないと思いますが、念のため確認しておきましょう。このケーブルが接続されていないと、電源すら付きません。 

主電源用ケーブル24ピン

電源ユニットから伸びている一番大きく太いケーブルです。これがマザーボードに接続されていれていますでしょうか?

一度確認してみて下さい。

 

CPUの補助電源ケーブル!

マザーボードに電力を供給する24ピンケーブルとは別にCPUへ直接電力を供給する「CPUの補助電源」ケーブルというものがあります。

このケーブルが挿し込まれていなかったり、差し込み方を間違えていると、パソコンの電源を入れた後、しばらくすると電源が落ちます。これはCPUは特別に電力が必要なパーツの為、別途、補助電源で電力を供給させてあげる必要があるからです。この電力供給ができないと、電力不足となり、結果パソコンの電源が落ちてしまうのです。

CPU補助電源 4ピン

旧式のタイプ(4ピンケーブル)

CPU補助電源 4ピン

最近のタイプ(8ピンケーブル)

最近の製品だと8ピンのケーブルが主流ですが、古い製品だと4ピンのものもあります。

4ピン、8ピン問わず、このケーブルがCPU付近にある補助電源のコネクタに接続できているか確認して下さい。もし、接続できていない場合は、必ず接続しておきましょう。

 

あまりないと思いますが、マザーボードが4ピンで、ケーブルが8ピンの場合だったり、マザーボードが8ピンで、ケーブルが4ピンの場合はケーブルの接続の仕方が少しだけ違います。

CPU補助電源 ピン違い

マザーボードが8ピン/ケーブルが4ピン。

CPU補助電源 ピン違い

マザーボードが4ピン/ケーブルが8ピン。

マザーボードとケーブルのピンが違っても写真のように接続することはできますが、相性によってはケーブルを挿し込んでもパソコンが正常に起動できないことがあります。その場合は、4ピンケーブルを8ピンに、または8ピンケーブルを4ピンに変換する部品を購入するか、電源自体を交換する必要があります。

CPUに補助電源が供給されていないと、パソコンは立ち上がらないので、必ず接続できているか確認しておきましょう。

 

CPUクーラーの電源ケーブルの位置が間違っている

CPUクーラーの電源ケーブルの位置が間違っていると、パソコンが立ち上がらないことが多いです。

CPUクーラー 配線ミス

CPUクーラーの本体。

CPUクーラー 配線ミス

CPUクーラーの電源ケーブル。

以下の画像のようにCPUクーラーの電源ケーブルが、マザーボードの「CPU FAN」と書かれた端子に接続されているか確認して下さい。

CPUFAN コネクタ

よくある間違いとして、「CHA FAN」と書かれた端子に接続されていることがあります。このCHA FANの端子にはCPUクーラー以外のケースファンなどの電源ケーブルを挿し込む部分となります。

CPUクーラーの場合、マザーボード側でCPUクーラーの状態を監視する必要がある為、これらのケースファンとは扱いが変わり、専用の端子に接続しなくてはならないのです。

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CPUが熱暴走を起こしている

CPUはパソコン起動時、膨大なデータを処理する装置の為、高温になります。
通常はCPUファン等で冷却し温度を一定に保つようにしてあるのですが、何らかの原因で冷却がうまくいかず、CPUの温度が際限なく上がってしまうことがあります。

CPUの温度が100℃を超えると、「熱暴走」という現象が起き、パソコンの動作が不安定になります。
人間で例えるなら、体温が40℃を超える状態ですね。

CPU 熱暴走 原因

この状態が続くと、CPUが故障してしまう恐れがある為、マザーボードの機能により、パソコンの電源を強制的にオフにすることがあります。

これが原因でパソコンの電源が立ち上がらないこともあったりしますね。

CPUが正しく冷却されない原因を順番に見ていきましょう。

 

CPUクーラーが正しく取り付けできていない

CPUクーラーがうまく取り付けて出来ていないこともあります。斜めになっていたり、グラグラしている場合、その可能性が非常に高いです。

一度以下のリンクページで「CPUの取り付け方」をご確認下さい。

CPUの取り付け方を確認

CPUクーラーが回転していない

パソコンの電源を起動する際、CPUクーラーが回転するか目で確認して下さい。
もしパソコンの電源が付くにも関わらず、CPUクーラーが回転しないことがあれば、「CPUクーラーの電源の配線ミス」もしくは「CPUクーラーの故障」が考えられます。

パソコンの電源すら付かない場合は他に原因があるかもしれません。

始めにCPUクーラーの電源ケーブルの配線ミスを疑いましょう。
確認方法は以下のリンク先にあります。

CPUクーラーに配線ミスがないか確認

 

配線ミスもなく、CPUクーラーが回転しない場合は、CPUクーラーそのものが故障している可能性が十分に高いので、新しいものに交換して下さい。

 

グリスが乾いている

CPUとCPUクーラーの冷却板との間に塗られているグリスが乾いてしまい、熱伝導性が悪くなっていることも考えられます。
CPUグリスはCPUからの熱をCPUクーラーに伝導させるための重要なものです。
長期間にわたりパソコンを利用しているとグリスが乾いてしまいます。
だた、グリスが乾いて熱暴走を起こしてしまうというケースは本当に稀です。
何十年もお手入れせずに使い続けてきたりしない限りは起きないと思います。

 

CPUクーラーを取り外し、ガサガサになるほどグリスが付着していたら、塗り替えをおすすめします。

CPUグリスの塗り替え方法については以下のリンク先をご覧下さい。

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室温が極端に低い

「電源容量も問題ない」「配線ミスもない」なのにパソコンの電源が入らない。

確認ですが、「室温が極端に低い」なんてことはありませんか?

電源OFFの状態から電源を入れることをコールドブートと言います。

このコールドブート時に室温が極端に低いと、電源が高負荷状態となり、一時期的にパソコンが起動しないということもあります。人間の体でもそうですね。寒い時期にいきなり走ったりすると、体に大きな負荷がかかります。

考え方的にはそれと同じことになります。極端に冷えた状態でパソコンの電源を入れると、パーツの寿命を削ることにもつながりますので気を付けましょう。

もし室温がかなり低い(10℃以下)の場合、暖房などで部屋を暖めてから、パソコンを起動してみて下さい。

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初期不良や故障の恐れ

すぐに故障と決めつけてはいけませんが、あらゆることを試しても、「原因が特定できない」こともあります。
最悪の場合、パーツのどこかが故障しているという場合も考えられるでしょう。しかし、大元の電源ユニットが壊れているとは限りません。せめてどのパーツで異常が起きているか調べる必要はあります。

様々なケーブルを外したり、付けたりしながら、原因となっているパーツを割り出していきましょう。

どこが原因かわからない時はとにかくいろいろ試すしか方法がありません。

初期不良保証期間内ならメーカーサポートを利用して、交換対応などできます。また、パーツ専門店で購入した際に交換保証サービスなど加入しておくことで簡単に対応してもらうことができるので、是非とも加入しておくことをおすすめします。

また、保証期間切れの場合は、新たにパーツを購入するしかありません。

パーツの不良の場合、マザーボードか電源ユニットのどちらかが原因の可能性が高いです。

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まとめ

電源が入らないということは根本的な問題がほとんどだったりします。

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よっき
パソコンが大好きな青年。職業はプログラマ。 幼少期からパソコンが好きで、趣味がそのまま仕事になりました。 主にウェブ系コンテンツの開発が中心です。 自作PCの魅力に惹かれたのは学生時代の頃で、現在に至ります。 自作PC専門ブログで、お得な情報を紹介しています。 趣味はホームページ制作かな。起業を夢見て奮闘中の毎日!

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