FSBとは
FSBとは
FSB(Front Side Bus)とは、マザーボードの基本のクロック数を表したものです。
この「クロック数」は高いほどマザーボードの動作が高速(データの通信が速い)で、高性能といえます。
要するに、マザーボード自体の処理の速さですね。
ちなみに、CPUにも同様にこのFSBが存在しています。
マザーボードで使用できるFSBとCPUのFBSには関係性があります。
例えば、マザーボードが対応しているFSBには 1066 / 800 / 533 MHz という幅があります。
この数値が高いほどマザーボードの性能が高いとします。
これに「800 MHz」のFSBのCPUを付けたら、マザーボードもそれに合わせて「800 MHz」で動作します。
マザーボードがCPUの速度に合わしてあげるようなイメージです。
つまり「CPUのFSB = マザーボードのFSB」となり、
双方のFBSで一番低い方に合わされます。
マザーボードのFSBとは利用可能なCPUのFSBの範囲とも言えるのです。
また、これとは別にメモリにもFSBが存在します。
このメモリのFSBを「メモリーバス」と呼びます。
例えば、 1033 / 1066 / 800MHz というメモリ帯域に対応したマザーボードなら、
この帯域のメモリを利用できます。
もちろんCPUのFSBと同様に、双方で低いFSBに合わされます。
FSBとは別にQPI、DMIというのもある!
最新のCPU (Core i7やCore i5)とそれらを使えるマザーボードは
FSBとは別に「QPI」「DMI」という表記を使っています。
AMD製のCPU (AthlonやPhenom)ではFSBではなく
「HyperTransport」という用語を用いています。
これらの用語はFSBと若干意味合いが違ってくるのですが、同じようなものであると認識してもいいでしょう。
いずれも「CPUとそれ以外のパーツが通信する速度」を表す用語となります。
また、これらの用語を総称したものが「データバス」と呼ばれます。
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