ASRockが最新スペックの変態マザーを発売?DDR3とDDR4のメモリを互換サポートするB150M Combo-G!
ASRockからB150チップセットを搭載したLGA1151対応マザーボード「B150M Combo-G」が発売されました。
B150シリーズは法人向けいわゆるビジネス用途のチップセットで、
最新のインテルCPU「Skylake」を利用することができます。
とここまでは普通のマザーボードですが、
このマザーボードはDDR3規格とメモリとDDR4規格の両方をサポートしているメモリーコンボモデルのようです。
久々にASRockが変態マザーボードをリリースしたということです。
DDR3とDDR4両対応B150M Combo-Gの互換性
本来マザーボードのメモリスロットは対応している規格のメモリしか互換性がありません。
そして、サポートしている規格は基本ひとつとなります。
というのも規格が変われば、メモリモジュール内部の仕組みも変わるため、全くの別物になります。
DDR3をサポートしているマザーボードにはDDR4規格のメモリを使用できませんし、またその逆も同様です。
ところがASRockが今回リリースしたB150M Combo-Gは
DDR3もDDR4も両方サポートしているとのことです。
ASRockが久々に変態マザーボードを発売!
最近は堅実的なマザーボードをリリースしていたASRockでメーカー別人気ランキングもトップクラス。
しかし以前まではかなり変わりもののマザーボードを商品化しておたことから
自作PCユーザの間では「変態マザー」の代名詞として有名でした。
過去にはSDRAMとDDR両対応という超イレギュラーな商品も発売したことがあります。
やはり遊び心が動いたのか、久々にB150M Combo-Gという変態マザーが出てしまいました。
DDR3とDDR4メモリを排他的に利用できる
B150M Combo-Gの特徴はDDR3とDDR4の両方をサポートしているところです。
情報によるとDDR4 DIMM×2とDDR3 DIMM×2を備えたメモリースロット構成で、MicroATXフォームファクターのマザーボードのようです。
実際にはDDR3とDDR4を複合して利用することはできず、
いずれかの規格を排他的に利用することができるようです。
独特な仕様なので好みは分かれると思いますが、
DDR3メモリしかない、DDR4メモリーしかないという状況でもどちらでも利用できるのがメリットですね。
マザーボードを新調したいけど、メモリーは使いまわしたいという人にはちょっぴりありがたい商品なのかな。
ただ、そこまで利点があるわけではなく、あくまで面白さ追求といった感じです。
ちなみにDDR3/3L-1866/1600/1333まで、DDR4-2133までのメモリーが搭載可能のようです。
B150M Combo-Gのスペック
ソケットはLGA1151でインテル第6世代CPUに対応しています。
メモリスロットは4つあり、DDR3、DDR4とも最大32GBまで利用することが可能です。
主なスペックとしては、拡張スロットがPCI Express(3.0) x16×1、PCI Express(3.0) x4×1、PCI Express×1 。
オンボードインターフェースにはギガビットイーサネット(Intel I219V)、
7.1chサウンド、SATA Express×1、SATA3.0×6などが搭載されています。
バックパネル部には、グラフィック出力機能としてHDMI、DVI-D、D-Subが装備されています。
トリプルモニター、4K解像度の出力にも対応のようです。
ただしUSB 3.1のサポートはありません。
全体的なスペックは並みといった具合なので特別優れた機能は持ち合わせていない感じです。
DDR3とDDR4を両対応している点がインパクトがあるだけで、マザーボードの性能は普通ですね。
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