最新版WordPress 4.3.1がリリース!PHPエラーによるCPU高負荷の不具合を修復!更新内容とダウンロードリンク公開!
先日WordPress 4.3.1がリリースされましたね。
今回もまたセキュリティー更新がメインのアップデートみたいです。
4.3.1の内容を話す前に、少し前にリリースされた4.3について気になることを書きます。
4.3のリリースでは大幅なセキュリティー更新があったので、私はすぐにアップデートしました。
しかし内部プログラムの仕組みが変化し、いくつかのプラグインが不具合を起こす事態に。
利用中のすべてのプラグインは改修できたので、動作するようになりましたが、
4.3にしてから管理画面の挙動がおかしい気が・・・。
開発者ツールのコンソールで確認すると、500番台のエラーが発生するときがあったり、
サーバの管理画面のCPU使用率がやたら高いときがありました。
明らかにCPUやメモリなどのサーバリソースが高負荷状態になっているんですよね。
WordPress 4.3の重大な不具合の原因はPHPエラー
調べてみると、どうやらWirdPress 4.3には重大な欠陥があるようで、
システム側の処理でPHPエラーを引き起こす箇所でCPUやメモリに負荷をかけてしまうようです。
てっきりプラグインと本体プログラムの相性が悪いものだと思っていましたが、4.3固有の不具合だったんですね。
4.3.1のリリースを待っている方もたくさんいたことでしょうが、
中には自身で不具合箇所を解析して修正されている方もいたみたいです。
サーバリソースを解析すればどのファイルが応答時間が長いかわかるので、解析はそれほど難しくはないのかな。
とりあえずWordPress 4.3.1では今回の不具合の修正パッチが含まれているので、
そのまま更新してしまえばよいと思いますね。
WordPress 4.3.1をダウンロードして最新版に更新
WordPress 4.3にすでに更新されている方は、早めに4.3.1にアップデートした方がよさそうです。
管理画面の「ダッシュボード」の「更新」から実行するか
WordPress 4.3.1の日本語版のzipファイルを直接ダウンロードしましょう。
試しに4.3からバージョンアップしてみましたが、特に大きな問題は起きていないですね。
4.2系から4.3に上げたときは不具合が発生しましたが、
今回のバージョンアップは細かい箇所の改修のようなので、4.3に上げてる方は影響はなさそうです。
まだ様子見の状態ですが、今のところ安定動作していますし、
サーバ負荷も特にはない状態です。
クライアント側で閲覧したときのコンソールエラーもなくなったので嬉しい限りです。
バージョンアップするときは何が起こるかわからないので、細心の注意を払うこととバックアップ作業は必須ですね。
WordPress 4.3.1の更新内容と不具合修正
WordPress 4.3.1はセキュリティーリリースが主で、機能そのものは特に変化はありませんでした。
これまでのセキュリティーホールの修正に加え、
WordPress 4.3で発生した基幹プログラムの不具合を修正したバージョンとなります。
すべてのバージョンに対するセキュリティリリースなので、更新することをおすすめします。
このリリースでは、2種類のクロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性と
潜在的な権限昇格を含む3点の問題に対応しています。
- バージョン4.3以下のWordPressシステムは、ショートコードのタグの処理時にクロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在 (CVE-2015-5714)。
- ユーザーリストテーブルに別のクロスサイトスクリプティングの脆弱性を発見。
- 特定のケースで、不適切なパーミッションのユーザーが非公開設定の投稿を実行できる (CVE-2015-5715)。
以上3点がセキュリティーホールの修正箇所となります。
WordPress 4.3.1ではこの他に、26個のバグも修正されており、前述の「PHPエラー」の問題も対象となっているみたいです。
今回も大きな不具合対応となるので、早めにWordPressを更新した方が良いと思います。
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