Amazonの激安6インチ新型タブレットが発売?端末のスペックとシェアの動向!安いモデルを販売する理由とは?
米Amazonが自社製品のモデルで最も価格が安いタブレットを新たに発売するみたいです。
今のところ情報が明らかになっていることは6インチのタブレット端末で、
2015年の年末までに発売する予定のようです。
Amazonのタブレットで有名なもので「Kindle Fire」シリーズがありますね。
発表されたタブレットは、現行のFireシリーズの最も安価なモデルと比べほぼ半額になるみたいです。
お手頃で買えるタブレットとして市場に参入する計画のようです。
ちなみに発表されたタブレットはKindle系かどうかは情報としては明らかにされていません。
Amazon激安タブレットの販売価格とスペック
販売価格は米Amazonで50ドルと、日本円に換算すると約6000円というほどの激安タブレット。
これまでのAmazon製品のモデルの中でも圧倒的に安いことがわかりますね。
この6000円という驚きの安さを実現するために、
タブレット端末本体のコストカットを徹底しているようです。
例えば、スピーカーのサウンドはステレオではなくモノラルにしたり、
スペックも最低限の動作が行えるくらいのものだったりと価格相応の端末との情報がありました。
さらに、Amazonはこの新たな6インチモデルの価格を抑えるため、
開発業務の多くを中国や台湾メーカーに委託し、開発コストを削減したようです。
6000円のタブレットなのでスペックを期待してはいけませんが、
コストパフォーマンスが高いかどうかやや怪しい気がしてきますね。
Amazonが安いタブレットを販売する本当の理由
理由もなくAmazonが激安タブレットを販売するわけがありません。
というのもそこには大きな狙いがあり、ハードウェア関連での収益化を図るのではないということです。
正直なところタブレット単体では大した利益が出ない上に、
売れ行きが悪ければ、大きな損失を生む可能性があります。
実はハードウェア販売で収益を上げるのではなく、
Amazonビデオや、有料ストリーミング放送やプライム会員を増やすことが大きな狙いのようです。
言い方は悪いですが、激安タブレットを餌に、
Amazonが提供している有料サービスの顧客の増加を促進することですね。
激安タブレットのシェアと利用者のニーズは?
そもそも、そう都合よくタブレットが売れるのだろうか?と疑問になりますよね。
このタブレット販売の着眼点はある一定数のシェアを獲得するのが狙いです。
世の中には「ストリーミングムービーさえ見れればいい」という利用者は意外と多いようです。
要は動画サイトを見るユーザ層はかなり多いです。
Amazonの狙いはこのユーザ層に目をつけ、購入しやすいタブレットを提供し、
ストリーミングムービーなどのAmazonの各種サービスを利用させることで総合的な収益化を図る作戦なんです。
この戦略が成功するかどうかは不明なところですが、
Kindleシリーズよりも安価なタブレット端末として大きな印象を与えることは間違いなさそうですね。
さらに6インチモデルとは別に、8インチと10インチのモデルの市場投入も計画しているとのことです。
タブレットのブランドとして6000円は魅力的ですが、
購入の決め手はやはりスペック次第、コストパフォーマンスが高いかにかかっていると思います。
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