WD Greenが販売終了する理由は?HDDを安く購入するなら今がチャンスかも!?安売り特価で完売する前に狙え!
だいぶ前のことになりますが、ウェスタンデジタル(以下WD)のHDDのラインナップに変更がありました。
知っている方も多いと思いますが、WDシリーズと言えば、以下の通りですよね。
WD Greenは省電力設計で放熱性、静音動作に優れたモデル。
主にデスクトップPC、増設用のディスク、外付けドライブなどに向いています。
高性能とまではいかないですが、データ保存に適した大容量モデルが多くバランスがとれたシリーズですね。
WD Blackは高性能且つ、大容量をウリにしたモデル。
写真や動画編集、ゲームなどでパソコンをを最大限利用したい方に向いています。
データ精度が高く読み書きの速度が高速です。
また、CPT搭載により、データ消失のリスクが大幅に軽減されています。
WD RedはNASシステムやRAID構成の環境に特化した特別なモデル。
他のモデルよりも耐久性が35%向上、MTBFの性能も高く、寿命が長いと信頼性が高いです。
他にも防振対策も施されており、かなり高性能なシリーズです。
現在ではWD Redよりもさらに大規模なNASシステムやRAID環境用にペックアップしたWD Red Proシリーズもあります。
WD Purpleは監視カメラ向けのモデル。
監視カメラユニットのHDDとしての利用を想定して設計されており、
最大8台のハードディスクと最大32台の高解像度(HD)ビデオカメラの録画に対応しています。
家庭や小規模企業向けの監視カメラ設置または増強に最適とされているようです。
正直これに関してはいまいちよくわからない。
さてWDシリーズはこのような商品ラインナップで
用途別にHDDを販売していますが、今回この中のWD Greenの製造と販売が終了してしまうそうです。
WD Greenが販売終了してしまう理由は?
実際には「WD Green」シリーズが廃止されてしまうといっても
シリーズそのものがなくなるわけではなく、全モデルが「WD Blue」シリーズに統合されるだけです。
はっきりしたことは書かれていませんが、
「WD Green」と「WD Blue」って用途が何気に被っているんですよね。
前者は省電力、静音性に優れていて、様々な用途にできるという利点があり、
後者はあらゆる分野で利用できる万能型。
性能は問わず、用途は基本どれでも向いているという表現なので一緒ですよね。
緑と青の違いというものがあまりなく感じられます。
シリーズを分けることで商品の管理コストだったり、差別化を図ったりしないといけないので、それだけ手間ということでしょう。
だったら「WD Blue」に統合してしまえという感じで、「WD Green」のラインナップが消滅します。
実際には工場や店頭ではまだまだ出荷される「WD Green」のHDDはあるので、
販売自体はしばらくは継続されます。
尚、現在出荷されている「WD Green」の全モデルは、
「WD Blue」のラベルに移行し継続して販売が行われるそうです。
新型「WD Blue」の型番は、従来の「WD Green」のコード体系を引き継ぎますが、
型番末尾が従来の“X”から“Z”に変更されるみたいですね。
WD Greenが「安売り」すぐに完売する恐れがある
「WD Blue」シリーズに統合されるため、市場在庫がなくなり次第姿を消してしまう「WD Green」。
どうやらWD Greenの在庫分を売ってしまおうとするお店が多いみたいです。
というのも旧世代というイメージが定着してしまうと在庫分の「WD Green」が売り辛くなります。
今のうちに商品の回転率を上げるために、格安で値付けをするところは十分に考えられますね。
やはりお店側としては旧世代の商品というのはなるべく早く打ってしまいたいでしょう。
大容量なHDDを特価価格で購入したいという方はこの機会を逃さずに情報収集しておくことをおすすめします。
もうウェスタンデジタルのあの緑色のラベルが付いたHDDを見ることが今後なくなってしまうと考えると少し寂しいですね。
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